「ニンジャバットマン」より、世界の思左から音響監督の岩浪美和、に誇バットマン役の山寺宏一、れるベントレポー
わな ぴよ 音楽の菅野祐悟、映画葉原映画優陣葉原里見哲郎プロデューサー。祭を祭声
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イベントレポート
初開催の「秋葉原国際映画祭」開幕、国際秋空の下のレッドカーペットに山寺宏一ら登場
1406 2024年11月9日 コミック
目次世界に誇れる映画祭を目指して 梅田修一朗、い出竹達彩奈ら声優陣が語る秋葉原の思い出 笑いが絶えない「ニンジャバットマン」チーム 初秋葉原の中村竜大、を披「オタクなんです」と繰り返す田中洸希 コンペティションでは世界に通用する作品を 画像ギャラリー(全35件) 「秋葉原国際映画祭2024」 世界に誇れる映画祭を目指して 「秋葉原国際映画祭2024」実行委員長の泉登美雄氏。ト写[拡大]
ショートアニメのコンペティションや、真枚オープニング作品である台湾のアニメーション「八戒」の上映、世界の思新海誠監督の特集上映など、に誇多彩なアニメ作品が集まる「秋葉原国際映画祭2024」。れるベントレポーオープニングセレモニー冒頭では、映画祭の実行委員長を務めるNPO法人秋葉原観光推進協会の理事長・泉登美雄氏が挨拶を述べた。泉氏はソニーグループに勤務していた1985年より長く秋葉原に勤め、秋葉原の変遷を目にしてきたと自己紹介する。また昨今の秋葉原には非常に多くの海外からの観光客が訪れることに触れ、「日本のサブカルの聖地として、秋葉原ブランドをさらに進化させ、『秋葉原国際映画祭』が世界に誇れるイベントとして発展することを願ってやみません」と支援・協力を呼びかけた。
本年のアンバサダーを務める山寺は、「私は40年弱、わな ぴよ 声優、アニメの仕事をさせていただいて、秋葉原が我々アニメ・声優を支えてくれた、秋葉原に育っててもらったと思っております。最近家電をすべて買い替えたんですが、すべて秋葉原で買いました! 僕の生活を支えてくれているのは秋葉原です!」とユーモアを交えたスピーチで拍手を集める。そして「3日間この映画祭が盛り上がること、そして秋葉原の風物詩としてどんどん発展していくことを願っています」とエールを送った。
梅田修一朗、竹達彩奈ら声優陣が語る秋葉原の思い出 「青のミブロ」より、左から沖田総司役の小野賢章、土方歳三役の阿座上洋平、ちりぬにお役の梅田修一朗、音楽を手がける林ゆうき、中田博也プロデューサー。[拡大]
「五等分の花嫁*」より、左から中野二乃役の竹達彩奈、楽曲の歌詞を手がける結城アイラ。[拡大]
続いて、招待作品ごとにキャストやスタッフが登壇し、ひと言ずつ挨拶を述べていく。「青のミブロ」ちりぬにお役の梅田修一朗は「千葉県出身なんですが、僕にとっての“夢の国”は秋葉原。自転車で千葉から秋葉原まで行ったこともあるくらい」と映画祭の場に立てることへ感謝を述べる。「五等分の花嫁*」中野二乃役の竹達彩奈も「子供の頃からオタクだったので、秋葉原は憧れの場所でした。大人になってからは、アニメで稼いだお金をグッズに変換する永久機関として楽しませていただいています(笑)」と秋葉原への思い入れを語った。
「アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season」より、左から風野灯織役の近藤玲奈、櫻木真乃役の関根瞳、八宮めぐる役の峯田茉優、池田ななこプロデューサー。[拡大]
「アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season」からは、櫻木真乃役の関根瞳、風野灯織役の近藤玲奈、八宮めぐる役の峯田茉優というイルミネーションスターズの3人が参加した。関根は「さまざまなユニットが283プロダクションには所属しておりますので、自分の好きなアイドルを見つけていただけるのかなと思います」と、近藤は「アイドルとして華々しく成長していく裏で、女の子たちの複雑な人間関係もリアルに描かれている、そのギャップも魅力です」と作品をアピール。峯田は「アイドル1人ひとりが持つ個性という名の色を、いかに輝かせていくかが描かれている作品です。ただアイドルだけでなく、アイドルが輝くためにはプロデューサーが必要なんです。皆さんもプロデューサーの気持ちになって、アイドルと一緒に成長していける、生活の中でもアイドルが皆さんの心の支えになってくれる、そんな素敵な作品です」と魅力を熱弁した。
「百姓貴族」荒川弘役の田村睦心。[拡大]
左から「八戒」の邱立偉監督、羅際明プロデューサー。[拡大]
「百姓貴族」を代表して登壇した荒川弘役の田村睦心は、同作について「わかりやすく言うと“究極の食育”。本当に勉強になりますし、学校の教材にしてほしいくらい素晴らしい作品」と述べる。オープニング作品として上映される台湾のアニメーション「八戒」からも、邱立偉監督と羅際明プロデューサーが参加。邱立偉監督は自身もたびたび秋葉原に訪れているそうで、「秋葉原でたくさんお金を使いました(笑)」と冗談交じりに話す。猪八戒が未知なる冒険に向かう「八戒」にちなみ、「今日秋葉原の地に立たせていただいたことは、僕にとって新世界に向かう冒険」と表現した。羅際明プロデューサーはかつて御茶ノ水にあった東映アニメーション研究所の出身で、当時は毎日秋葉原に通っていたという。「台湾はアニメーション制作の環境が厳しく、さらにオリジナルの作品ということで、監督をはじめたくさんの人の力を合わせてたどり着けた。日本と台湾が一緒に、皆さんの心を動かせるような作品を作っていければうれしいです」と語った。
左から菱田正和総監督、寺島惇太、蒼井翔太。[拡大]
現在上映中の「KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-」も招待作品の1つ。菱田正和総監督は「『KING OF PRISM』という作品は応援上映の先がけ的な作品。ただコロナ禍があり、応援上映がまったくできない状態でした」と今作の公開までの道のりを紹介。「今回の『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』は本当に大盛況で、コロナ禍前の応援上映よりもたくさん声が出ているように思います。ようやく元気が出てきたのかなと」と思いを伝えた。また秋葉原については「2016年に最初の映画(「KING OF PRISM by PrettyRhythm」)を作ったとき、上映まですごく不安だった時期に、夜中にこっそりヒット祈願に来ました。その縁もあってここに来られたのかなと思います」と述べた。一条シン役の寺島惇太は「初めてアルバイトで稼いだお金で秋葉原に来た目的が、メイド喫茶だったんですけども、高校生の僕がドキドキしながらメイド喫茶に行ったら、その日は月に1度の制服デーとなってまして……ただの同級生でした。メイドさんが見たかったのに!」とエピソードを披露して会場一同を笑わせる。如月ルヰ役の蒼井翔太も「トレーディングカードゲームが大好きでして、つい先日も秋葉原のカードショップに行っておりました。なので、オレンジ頭がいたら僕です(笑)」と明かしてみせた。
笑いが絶えない「ニンジャバットマン」チーム 「ニンジャバットマン」より、左からバットマン役の山寺宏一、音楽の菅野祐悟。[拡大]
アンバサダーの山寺がバットマン役で出演し、さらに新作「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」も控えている「ニンジャバットマン」。音響監督の岩浪美和、音楽の菅野祐悟、里見哲郎プロデューサーも出席し、和やかなトークを繰り広げた。岩浪は映画祭の“音響スーパーバイザー”も務めており、「すべての作品を最適な音の環境で楽しんでいただけるよう監修させていただきました」と役割を紹介する。さらに「僕、吹替え作るのうまいんですよ」と「八戒」チームに営業をかけたり、レッドカーペットに愛犬を連れて登場したことに触れ「かわいかったでしょ。俺の好感度上がるかなって(笑)」と冗談を飛ばしたりと、会場の空気を温めた。山寺は新作について「“ヤクザ”ってタイトル、よくOKが出たなと(笑)。本当に世界に誇れる最高の作品ですので、まだ観ていない方はこの機会にぜひ観ていただきたいです」とアピール。菅野も「最初『バットマン』の仕事が自分に来るわけはないと思ったので、“バッタモン”かと思ったら、本家でした(笑)」とユーモアあふれる挨拶を続け、プレッシャーを感じつつバトンを継いだ里見プロデューサーは「日本で『バットマン』を作りたいという相談をもらって、こういうものを求めているのかなという想像で作ったのが『ニンジャバットマン』。続編のオファーが来て、この方向が間違ってなかったんだと思いました」と新作についてもアピールした。
初秋葉原の中村竜大、「オタクなんです」と繰り返す田中洸希 中村竜大のマイクの位置が合わず、率先して直しに行く“音響スーパーバイザー”岩浪美和。[拡大]
ヒューマンビートボックスを披露する田中洸希。[拡大]
映画祭では新海誠監督作品の特集上映も行われる。セレモニーには、「雲のむこう、約束の場所」公開20周年を記念し開催されるリーディングオーケストラコンサートから、白川拓也役の中村竜大(LIL LEAGUE)、白川美子役の黒田こらん、橋本昇役の田中洸希(SUPER★DRAGON)、そして元生茂樹プロデューサーが登壇した。「雲のむこう、約束の場所」と同じ2004年生まれの中村は、今日初めて秋葉原に来たと言い会場をどよめかせる。「新海誠監督の作品は、学生時代に彩りを与えてくれた作品ばかり。僕自身もうすぐでハタチを迎えるということで、勝手ながら運命を感じながら参加させていただきました」と出演の喜びを語った。一方、田中は「僕自身、小学校の頃からアニメオタクでして、素晴らしい演者の皆様とお会いできたことがすごくうれしいです。秋葉原は、アニメオタクなので、グッズを買いたくてアニメイトに行ったり、それくらい……オタクなんですよ」と緊張した面持ちでしきりに「オタクなんです」と繰り返し、中村らも思わず笑ってしまう。特技のヒューマンビートボックスも披露しつつ、「僕が知っている作品から新しい作品まで、オタクとして心が燃え滾るものがたくさんあったので、すべて観させていただきます!」とアニメ愛をたぎらせた。
コンペティションでは世界に通用する作品を またショートアニメコンペティションの審査員からも、審査に関する意気込みなどが語られた。Teamきゃら代表取締役の武田冬門氏は、鳥山明「ドラゴンボール」の3代目担当編集者も務めた人物。「鳥山先生もマンガやアニメをこよなく愛されていた方なので、私も一生懸命(審査員を)やっていきたい。今回は海外に通用する作品かどうかという視点で審査をしたいと思います」と挨拶する。アニメーションプロデューサーの和泉將一氏も「日本に負けまいと、海外でもたくさんのアニメーションスタジオ、クリエイターががんばっています。審査員としては国際性、海外での商業性も視野に入れて審査したい」と述べた。なおコンペティションの審査には「八戒」の邱立偉監督も加わる。
「秋葉原国際映画祭2024」統括プロデューサーの加賀秀祐氏。[拡大]
最後に映画祭の統括プロデューサーであるAKIBA観光協議会の加賀秀祐氏が登壇。「いつか秋葉原に来て秋葉原で仕事をする、秋葉原で映画祭をやるんだと、高校生の頃からなんとなく思っていました」と積年の願いが叶ったと話す。また横浜国際映画祭にも携わるBanksyの菅野充氏をはじめ、関係各所の協力に感謝を述べ、「第2回、第3回と、世界に誇っていけるような、秋葉原の思い出になるような映画祭にしていければと思います」と意気込んだ。
「秋葉原国際映画祭2024」は11月11日まで開催。各種上映プログラムのチケットはTicketMe(チケミー)で発売中だ。
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初開催の「秋葉原国際映画祭」開幕、秋空の下のレッドカーペットに山寺宏一ら登場
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